FM三重『ウィークエンドカフェ』2020年6月27日放送

給食メニューから生まれた津市のご当地グルメ、津ぎょうざ。
今回のお客様は『津ぎょうざ協会』副会長であり、『津ぎょうざ小学校』では図工部副部長の山﨑倫敬さんです。
愛すべき津ぎょうざのお話しを伺います。

年開催された『B-1グランプリ』でゴールドグランプリを受賞!

津ぎょうざ協会設立のきっかけは、『津まつり』で津ぎょうざを試験販売したことらしいです。
すごい短時間で完売したことから、津ぎょうざを押し出そうと、前会長がみんなを集めて協会ができたと聞いています。
『津ぎょうざ小学校』の方は、昨年の11月に明石で開催された『B-1グランプリ』でグールドグランプリを獲りました。
津ぎょうざを扱っているのお店の売上が一気に伸びたそうで、ランチタイムは、『ランチ+津ぎょうざ』という注文がとても増えたと聞いています。
店舗に来る車も、県外ナンバーが11月以降とても増えています。
現在は県外からのお客様はご遠慮いただいている店もあるようですが、遠くは岡山ナンバーも見たことがあります。
嬉しいですね。
『津ぎょうざ小学校』は、まちおこし・まちづくりをコンセプトにして活動しています。
ですから、津ぎょうざを目的に来てもらえるというのは、『津を元気にしよう』という我々の願いを叶えてくれているので、嬉しいです。

 

んなが笑顔になるから、活動はとても楽しい

私の本業は建設業です。
ですので、明石で開催された『B-1グランプリ』では設営の方、大道具を担当したところ、『図工部』の部員として認められました。
ちなみに図工部は2人しかいませんので、部長と、私が副部長となっています。
昨年の11月は『大運動会』というテーマを作りまして、ある小学校から玉入れのかごや平均台、跳び箱などをお借りして、本当の『運動会』を設営しました。
運動会につきものの万国旗を取り付けるには、しっかりした柱を立てる必要があるとのことで、これも私が担当しました。
お金をあまりかけずにイメージが充分取れました。
『B-1グランプリ』では特別賞として設営の賞もあります。
この間のだと、豊川稲荷をミニチュアでそのまま再現したところがありました。
街の紹介にもなるので、これは良かったです。
『B-1グランプリ』というと『食の祭典』と思われがちですが、そうではなくて『地域の盛り上げるための宣伝イベント』だと私は思っています。
ですから「食べに行ったらいいわ」ではなく、プラス地域の観光も得てもらえると信じています。
私もはじめは、なにかお役に立てないかという気持ちだったのですが、足を一回突っ込むと楽しい以上に、やればやるほどみんなに楽しんでもらえる。
自分だけではなく、お客さんみんなも笑顔になる。
本当に楽しいですね。

 

ロナ休校中の学童保育に津ぎょうざを配った

3月の途中から新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために学校が休校となりました。
そのため三学期は津ぎょうざが給食に出なかったんですね。
その話を聞き、津ぎょうざ小学校として、3月4月と安濃地区と久居地区以外の津市内の学童保育に行き、津ぎょうざを配布しました。
その時の子どもたちの笑顔…本当に楽しみにしていてくれたんですね。
大人も癒やされました。
ですからそういう活動に、大人のみなさんも携わってもらうと、とても元気を貰えると思います。
生活に追われているとは思いますが、転換期を待つか無理やり作るかをして、笑顔と触れ合う機会をぜひ作ってもらいたいですね。

 

はすばらしい

山っていうのは素晴らしいです。
林業体験や自然のツアーなどを、多くの友だちが開催しています。
それに私はよく付いていくんですけど、新発見ばかりです。
こんなところにこんな素敵な場所があったんだ、ここの水はどこよりも綺麗だ、こんなところに自然の滝があって夏はとても涼しい…。
あと、雪山に登った時は、合掌造りの村ではないのですが、イメージ的にそういう感じの、素晴らしい景色の山村に出会うことができました。
そういう目線で観ると、素晴らしい田舎だなと、自慢できる場所です。
オール津市で、どこに行っても津市です。
私が津ぎょうざの他にもう1つ、大切にしている活動があります。
それは津市美杉町太郎生を元気な村にしようとする『太郎生道里夢(どりーむ)』です。
アサギマダラの訪れる里を目指して、フジバカマの農園などの手入れを行っています。
『太郎生』という地区は一旦奈良県に入ります。
最近は新型コロナウィルスの関係で『県境をまたいではならない』ということで、なかなかあちらに行くのが難しかったですね。
県境ならではの隣県との交流が密で、『太郎生道里夢(どりーむ)』のメンバーにも、お隣の奈良県御杖村の方がいます。
太郎生のことを一生懸命してくれるんです。
そういう人がいるということも、財産の一つですね。

私が追いかけている方は、本当に一生懸命活動されているんです。
その方以上頑張ったら、私自身が頑張ったとなりますが、まだまだだと思っていますので、これからも頑張っていきたいと思います。